【Q&A】Office 365:ユーザー操作(作成・更新・削除)の際にプロビジョニングエラーが発生する
CloudGate UNO管理者サイト経由でOffice 365アカウントを作成・更新・削除しようとした際や、ライセンスを適用する際に、何らかが原因で連携できなかった場合プロビジョニングエラーが表示されます。
プロビジョニングエラー:(画像は一例です。)
過去お問合わせいただいたエラーと確認事項を記載していますのでご確認ください。
ユーザー作成・更新時
1)Bad Request (400) Property userPrincipalName is invalid
利用可能サービスのアカウントIDに入力されたIDがOffice 365に連携できない形式である可能性があります。
以下の点を確認し、アカウントIDを入力し直してください。
なお、アカウントIDをコピーしている場合、手入力もお試しください。
- @以降も記載されたメールアドレス形式でIDを入力している
- Office 365側に存在しないドメインを入力している
2)Forbidden (403) Insufficient privileges to complete the operation
利用可能サービスのアカウントIDに入力されたIDと連携するOffice 365のアカウントIDで大文字、小文字が揃っていない可能性があります。
Office 365のアカウントIDと同じ文字でCloudGate UNO管理者サイト側も入力してください。
2019年9月以前よりCloudGate UNOでOffice 365連携をご利用のお客様の場合には、【Office 365】Microsoft Graph API 移行推奨に伴うOAuth設定の対応 の「1.OAuthの設定を変更する」を完了しているかも併せてご確認ください。
3)Not Found (404) Resource 'アカウントID' does not exist or one of its queried reference-property objects are not present
連携するOffice 365のアカウントが削除されている可能性があります。
Office 365のアカウントを復元いただくか、CloudGateのアカウントも不要である場合は、以下の手順にて削除してください。
- (左メニュー)ユーザー >削除対象のユーザーIDをクリック
- 利用可能サービス / Office 365 のチェックを外して保存します。
※保存する際に同様のプロビジョニングエラーが表示されますが、Office 365からチェックが外れています。 - CloudGateアカウントを削除します。
アカウントを復元したい場合は以下Office 365のヘルプをご参考ください。
ライセンス適用・更新時
4)Bad Request (400) License assignment failed because service plan depends on the service plan(s)
5)Bad Request (400) License assignment failed because service plan〜are mutually exclusive ,service plans
ライセンスプロファイル内で、以下のような理由によりエラーとなっている可能性があります。
- 「Office 365 Enterprise E3」や「Office 365 ProPlus」などのサブスクリプション配下にある個別のプランで、必要なプランが選択されていない。
- 「Office 365 Enterprise E3」や「Office 365 ProPlus」などのサブスクリプション配下にある個別のプランで、選択されたプランが重複している。
- Office 365側で設定されている製品ライセンスのパターンと、CloudGate側で作成しユーザーに適用しているライセンスパターンに差異がある。
(左メニュー)サービスプロバイダー >Office 365[編集] >ライセンスプロファイル設定 タブ
ライセンスプロファイルの新規作成もしくはチェックの外れている箇所にチェックを入れ、エラーが解消されるかお試しください。
また、Microsoft 365 管理センターでユーザーに適用されているライセンスとCloudGate側のライセンスをご確認ください。
6)Bad Request (400) Subscription with SKU 〜 does not have any available licenses
Office 365のライセンスに空きがない可能性があります。
ユーザーからライセンスの割当てを外すには、Office 365ライセンスプロファイル機能を利用するをご確認ください。
ライセンスのご利用状況は、Microsoft 365 管理センターからご確認ください。
全操作共通
7)Unauthorized (401) invalid_client 〜 Error validating credentials.
導入時に設定したクライアントIDの有効期限が切れている可能性があります。
有効期限の確認方法・更新手順については 【Office 365】クライアントIDの有効期限の更新手順 をご確認ください。