【Q&A】Google Workspace:SSOを有効化しているがG Suiteに直接アクセスしたい
特権管理者
Google特権管理者権限を保持するアカウントは、例外的にGoogleのログイン画面からGoogleのIDとパスワードを利用したログインとなります。
一般ユーザー
Googleの仕様により、SSOを有効化したドメインのユーザーがWeb認証でGoogle Workspaceにアクセスする際、コンシューマ向けGmailログインURL(https://accounts.google.com/)からログインしようとした場合でも、必ずSSOにリダイレクトされます ので、一般ユーザー権限のアカウントは、Webブラウザからサインオン画面を回避してGoogle Workspaceにアクセスすることはできません。
SSOを有効化している状態で、Google WorkspaceへSSO経由せずにアクセスしたい場合は、メールクライアントなど、SSOにリダイレクトされないプロトコルからアクセスする必要があります。また、その際はGoogleのパスワードを指定する必要があります。
ご利用の際は以下ご注意事項をご参考頂けますようお願い致します。
ご注意事項
- SSOを経由しないアクセスでは、SSOの各種セキュリティプロファイル設定(IPアドレス制限や端末制限など)は機能いたしません。また、SSOアクセス履歴にも残りません。SSOを経由しないアクセスにおけるセキュリティ上のトラブルや問題の発生はすべてにおいてCloud Gateサポートの対象外となります。あらかじめご了承下さい。
- Google仕様により、一部メールクライアントでの設定時はSSO経由となるケースもあるようですので、あらゆるメールクライアントからGoogle Workspaceに直接アクセスができるわけではないようです。(例:iOSのメールクライアント)
- Google Workspace直接アクセスのためのGoogle側パスワードを把握する場合、Google管理コンソールのユーザー更新ページから管理者権限でGoogleパスワードを任意の値に更新することで把握いただけます。
Google管理コンソールからのユーザーパスワードリセット手順 - CloudGateの”POP/IMAPアクセス制限サービス”(※)をご利用の場合、ユーザーのGoogle側のパスワードを任意の値に更新すると該当サービス経由でのアクセスが行えなくなります。”POP/IMAPアクセス制限サービス”をご利用の場合に限り、対象ユーザーのGoogleパスワードの確認をご希望がございましたら弊社サポートにて対応させて頂きますので、対象ユーザー名を添えてお問合せください。(”POP/IMAPアクセス制限サービス”をご利用頂いていないお客様につきましては、Googleパスワードの開示は対応しておりません)
(※)・・・こちらは有償のオプション機能になります。