【LINE WORKS】プロビジョニングの設定
LINE WORKS のプロビジョニングとは、CloudGate UNOの組織情報とユーザー情報をLINE WORKS に同期する機能です。
目次
1-2. 【LINE WORKSに組織を作成済みのお客様のみ】組織の関連付け
1.利用に際しての前提条件、注意事項
LINE WORKSプロビジョニング機能のご利用において、事前に以下内容をご確認ください。
- プロビジョニング機能を利用するには、LINE WORKSにてSSOが有効化されている必要があります。
- LINE WORKSでAPIを有効化すると、LINE WORKS側でメンバーの作成/更新/削除の操作ができなくなります。メンバーの一時停止、一時停止の解除は可能です。
- LINE WORKSと連携するレルム配下の組織が、レルムを含め9階層以内であることをご確認ください。
(LINE WORKSの仕様上、連携できる組織階層は9階層までとなります。) - 【既にLINE WORKSを連携サービスに追加しているお客様】(左メニュー)ユーザー から以下の2点をご確認ください。
◇ LINE WORKSを利用するすべてのユーザーは同じレルムに所属している
◇ 各ユーザーの 利用可能サービス >LINE WORKS に記載されている「アカウントID」の@以降の文字列がすべてのユーザーで同一になっている
1-2.【LINE WORKSに組織を作成済みのお客様のみ】組織の関連付け
CloudGate UNOの組織とLINE WORKSに存在する組織の関連付けを行います。
(1)既存のLINE WORKSの組織と同じ名称の組織をCloudGate UNOに作成します。
(2)CloudGate UNOの組織情報をダウンロードして組織のuuidを確認し、この値をLINE WORKS側で「組織 External Key」として登録します。
2.API接続に必要な情報の設定
LINE WORKS Developer Console(https://developers.worksmobile.com/ )にログインし、「API」メニューから以下の情報を取得します。
- API ID
- Server API Consumer Key
- Server List(ID登録タイプ)のID
- Server List(ID登録タイプ)の認証キー
2-1.API接続に必要な情報の取得
API ID
「発行」をクリックします。
「API ID」が発行されるので、値をテキストエディタなどにコピー&ペーストして控えます。
Server API Consumer Key
Server API Consumer Keyの「発行」をクリックします。
Server API Consumer Key権限設定を行います。
- サーバー API の利用範囲:「組織連携すべて」にチェックを入れ、「追加/参照/修正/削除」にチェックを入れます。
- Tokenの有効期限:任意で設定します。
- Tokenの使用時に有効期間を自動延長しますか?:「はい」を選択します。
「保存」をクリックします。Keyが発行されるので、値をテキストエディタなどにコピー&ペーストして控えます。
Server List(ID登録タイプ)のIDと認証キー
Server List(ID登録タイプ)の「追加」をクリックします。
- サーバー名:任意の値を入力します。(例ではCloudGateと入力しています。)
- Keyの選択:「Server API Consumer Key」をCloudGate UNO用に発行したKeyを選択します。
「保存」します。
IDが追加されるので、値をテキストエディタなどにコピー&ペーストして控えます。
「認証キー再発行」 をクリックします。キーがダウンロードされるので保存します。
2-2.組織連携の設定
「組織連携」メニューにアクセスします。以下の設定を行い、「適用」をクリックします。
- 組織連携使用設定 :「On」に設定します。
- 組織/構成員:「On」に設定します。
■チームで利用する機能(トーク、ノート、予定、フォルダ)」について、API以外に管理者画面からの変更も許可します。:チェックを入れます。
□メンバー自身がプロフィール写真を登録・修正することを許可します。:任意で設定します。
□メンバー即時削除のAPI使用を許可します。:任意で設定します。
3.CloudGate UNO管理者サイトでの設定
CloudGate UNO管理者サイトでAPI接続に必要な情報を設定します。
(左メニュー)サービスプロバイダー >LINE WORKS >「プロビジョニング設定」タブ
「Domain ID」はLINE WORKS Developer Consoleで確認します。
接続確認の「テスト」をクリックし、APIの接続が正常に完了することをご確認ください。
4.プロビジョニングを「ON」にする
まず初めに、組織のプロビジョニングを「ON」にして、設定を保存します。
その後「組織の同期」をクリックして組織の同期を行い、LINE WORKS Adminに組織情報が連携されていることを確認します。
(左メニュー)サービスプロバイダー >LINE WORKS >プロビジョニングの設定
必要に応じてアカウントプロビジョニングを「ON」に設定して、ユーザーの同期を実施します。
アカウントを同期する際、LINE WORKSに所属する組織が存在しないとプロビジョニングエラーになります。
そのため、アカウントプロビジョニングが「ON」の場合は組織プロビジョニングも「ON」になります。