Googleグループ情報をCloudGate UNOに取り込む
<連携サービス「G Suite」をご利用のお客様向け>
目次
3.OAuth設定
3-1.サービスアカウントとキーの作成
4.ダウンロードツールの設定
4-1.ツールのダウンロード
4-2.ツールの設定
5.Googleグループのダウンロード
5-1.Googleグループのダウンロード
5-2.トラブルシューティング
6.グループの登録
6-1.グループの登録
1.はじめに
1-1.このガイドの対象
このガイドは、「グループ管理」をご利用のお客様を対象としています。
1-2.目的と内容
グループ管理をご利用いただくには、 CloudGate UNO側にグループ情報を登録する必要がございます。
CloudGate UNO開通時はCloudGate UNOのグループ情報が空の状態のため、以下の手順をご確認いただき、Googleグループ情報の取得とCloudGate UNOグループへの登録を行います。
2.利用環境
2-1.利用環境
PCのOS:Windows
必要なアプリケーション:JRE 8 (Java SE 8) ※詳細は「2-2.Javaの確認」をご参照ください。
2-2.Javaの確認
こちらで提供するツールを動かすためには、最新版のJava(version8)が必要です。
ご利用のPCに最新版のJavaがインストールされていない場合は、こちらからダウンロードをお願いします。
<最新版のJavaがインストールされているかどうかを確認する方法>
(1)コマンドプロンプトを起動します。
(2)Javaのバージョンを確認するコマンドを入力します。
(3)表示された結果を確認します。
1.コマンドプロンプトを起動します。
Windowsのスタートメニュー>検索>「cmd」を入力して、コマンドプロンプトを起動します。
2.Javaのバージョンを確認するコマンドを入力します。
java -version
上記をコピーして、コマンドプロンプトの画面でペーストします。
Enterキーをクリックします。
3.結果を確認します。
Javaのversion8がインストールされている場合:
Javaのバージョンが”1.8.0_☓☓”と表示されれば問題ありません。
”1.8.0_☓☓”以外の場合は、最新版のJavaをインストールします。
Javaがインストールされていない場合:
Javaがインストールされていない場合は、最新版のJavaをインストールします。
Javaダウンロード: https://java.com/ja/download/
3.OAuth設定
3-1.サービスアカウントとサービスアカウントキーの作成
OAuth設定手順
上記サイトに移動して設定を行います。
「3-1.OauthのクライアントID作成」で作成した以下の情報は、後の作業で必要になりますので大切に保管してください。
- サービスアカウントキー「CloudGate-**************.json」のファイル
- サービスアカウント(メールアドレス)の値
4.ダウンロードツールの設定
4.1ツールのダウンロード
Googleグループ情報を取得するためのツールをダウンロードします。
4.2-ツールの設定
zipファイルを解凍します。
【google-group-download】フォルダには、以下のファイルが保存されています。
「3-1.サービスアカウントとサービスアカウントキーの作成」でダウンロードした「.json」ファイルを同じフォルダに保存します。
「default.properties」をワードパッド、サクラエディタ、秀丸などのテキストエディタで開きます。
Microsoft メモ帳はご利用いただけません。
情報を入力します。
(1)【default_account】API連携用のGoogle管理者IDを入力します。
(2)【default_service_account】「サービスアカウントID」を入力します。※
(3)【default_key_alias】何も入力しないでください。
(4)【default_key_pass】何も入力しないでください。
(5)【default_key_path】プライベートキー「CloudGate-**************.json」のファイル名を入力します。
※ 「3-1.サービスアカウントとサービスアカウントキーの作成」で取得したサービスアカウントIDです。
5.Googleグループのダウンロード
5.1Googleグループのダウンロード
【google-group-download】フォルダ内にある「run.bat」をダブルクリックします。
画面が起動して、グループダウンロード処理が始まります。
※全てのGoogleグループがダウンロード処理が完了するまで時間がかかります。
処理が完了すると、画面が閉じて、【google-group-download】フォルダにcsvファイルがダウンロードされます。
ダウンロード操作は完了です。
グループ一括登録は、CloudGate UNO管理者サイトで行います。
5.2トラブルシューティング
csvファイルがダウンロードできない場合、以下の内容をご確認ください。
(1)プライベートキー「CloudGate-*******.json」が保存されているフォルダを確認します。
「google-group-download.jar」「run.bat」と同じフォルダーに保存されているかご確認ください。
(2) default.properties の設定内容に誤りがないか。
余分なスペースが入っていたり、ファイル名が異なっているとツールは正常に動作しません。4.2-ツールの設定の設定内容をもう一度ご確認ください。
(3)「default.properties」をメモ帳で編集していないか。
Microsoft メモ帳はご利用いただけませんのでご注意ください。ワードパッド、サクラエディタ、秀丸などのテキストエディタで編集してください。
6.グループの登録
6.1グループの登録
(1)ダウンロードしたcsvを編集します。
(2)csvをアップロードします。
(3)CloudGate UNO管理者サイトにグループが登録されていることを確認します。
1.ダウンロードしたcsvを編集します。
「5.1Googleグループのダウンロード」でダウンロードしたcsvを、Googleスプレッドシートもしくはテキストエディタで開きます。
編集方法は、CloudGate UNO管理者サイトのオンラインヘルプをご参照ください。
「groupId」が空欄でダウンロードされます。
「groupId」は今回のバージョンより、CloudGateグループ管理画面でのグループIDとして利用され、GoogleグループIDとしては利用されません。
「groupId」 の記入形式が以下の通り、変更されます。
レルムは、CloudGate UNO管理者サイト>「レルム管理」よりご確認ください。
googleGroupIdの@以降をCloudGateのレルムに変更して、「groupId」項目に入力します。
2.csvをアップロードします。
1.で編集したcsvファイルをCloudGate UNO管理者サイトの一括登録画面からファイルをアップロードして、
「状況確認」タブより実行をおこなってください。
3.CloudGate UNO管理者サイトにグループが登録されていることを確認します。
CloudGate UNO管理者サイト >グループ にグループが登録されています。