【Q&A】Google Syncを利用中に「不正なパスワード」メッセージが表示される
Google Syncを利用中の端末で、以下のようなメッセージが表示されて突然利用できなくなる場合があります。
「不正なパスワード Exchange アカウント “XXX”のパスワードを入力」
「メールを取得できません “XXX”用のユーザ名 またはパスワードが間違っています」
例:
本現象が生じた場合、原因にはいくつかの可能性があります。
1. ユーザーの Google側パスワードが変更されている
通常、ユーザーは自分の Google側パスワードを変更することはできません。
Google管理コンソールより誤って管理者により対象ユーザーの Google側パスワードを変更してしまった場合、GoogleSync用の iOS プロファイルに設定されているパスワードと値が異なってしまうため、本現象が発生します。
⇒Googleパスワードのリセットをお試し下さい。
2. G Suite上で安全性の低いアプリのアクセス設定がオフになっている
(1) Google管理コンソールで各組織に対して「安全性の低いアプリの管理をユーザーに許可する」もしくは、
「安全性の低いアプリへのアクセス有効化をすべてのユーザーに適用する」のチェックをONにして下さい
安全性の低いアプリへのアクセスを管理する<外部サイト>
(2) (1)にて「安全性の低いアプリの管理をユーザーに許可する」のチェックがONになっている場合、
ユーザー自身の設定で安全性の低いアプリのアクセスの設定で”オンにする”を選択して下さい。
→https://www.google.com/settings/security/lesssecureapps
ブラウザから対象アカウントでG Suiteにログインして上記URLにアクセス
※(1)の設定が許可されていない組織に所属するアカウントの場合、(2)の設定変更はご実施いただけず
「この設定は管理者によって無効にされました」と表示されます。
安全性の低いアプリと Google アカウント<外部サイト>
3. Google アカウントがロックされている
Google により異常な操作を行ったとみなされたアカウントは、一時的にアクセスを遮断するアカウントロックの状態になることがあります。
⇒最大 24 時間経過後にアカウントロックは自動解除されます。
⇒しばらく待っても解消されない場合、Google パスワードのリセットをお試しください。
⇒Googleパスワードのリセットでも解消しない場合は、GoogleSync連携を一旦解除し、再登録(*)をお試し下さい。
4.Googleサーバー側の一時的な障害によりパスワードの再入力を求められる
Google 社システムへの認証リクエストの予期せぬ増加によるサーバー高負荷状態が生じるなど、様々な要因により、Google 社がセキュリティのためユーザーにパスワードの再入力を求めることにより、本現象が発生するケースがあることを把握しております。
Google 社によりますと、端末と同期が出来ないという類似の障害は、継続的に発生する場合や、一時的に発生する場合など、起こり得ることであり、対応策としては、様々な要因があるため一概に対処方法はないとのことです。
⇒復旧を優先させる場合、Googleのパスワードリセットをお試しください。
お試し頂いても解消しない場合は、GoogleSync連携を一旦解除し、再登録(*)をお試し下さい。
(過去の事例では、これらの手順を実施することで現象が解消され、GoogleSync の利用を再開することが可能となりました)
*再登録の手順および注意事項に関しましては、以下マニュアルをご参考下さい。
マニュアルに関しましてはCloudGateヘルプセンター >CloudGate SSO/Lightマニュアル >CloudGate GoogleSync連携オプション からダウンロード頂けます。
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Cloud Gate GoogleSync連携オプション マニュアル_v2.2.pdf
→4.4 GoogleSync 連携を一旦解除し、再度登録する
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