CloudGate UNO のサインオン仕様
サインオンの仕様
CloudGate UNOの認証は、1ブラウザにつき1アカウントでの認証(サインオン)です。
1つのユーザーIDで認証している状態で、同じブラウザを使用して他のユーザーIDでは認証出来ません。
同じデバイスを使用して複数のユーザーIDで認証するには、以下いずれかの方法をご検討ください。
- 認証済みのユーザーIDでサインオフしてから、別のユーザーIDでサインオンし直す
- 認証済みブラウザとは別のブラウザを利用する(例:ユーザーAはChrome、ユーザーBはFirefox、等)
- (Chromeブラウザをご利用の場合)ユーザーまたはプロフィールを追加する<外部サイト>
User Agent(ユーザーエージェント)の自動判定
CloudGate UNOでは、様々な機能において「端末種別」を PC / スマートデバイス / 携帯電話 の3種類に区別して表記しています。
端末種別は、アクセスしたブラウザのUser Agent(ユーザーエージェント)によりCloudGate UNOが自動判定します。
PC |
一般的なPCのブラウザーを指します。 |
スマートデバイス |
iOS端末、iPadOS端末、Android端末のブラウザーを指します。 ただし、「フルブラウザー」「デスクトップ表示」「PC版サイト表示」などでアクセスした場合は、PCと判定される可能性があります。 |
携帯電話 |
フィーチャーフォンのブラウザー(imodeブラウザー、ezwebブラウザー、Y!ブラウザー等)を指します。 ただし、「フルブラウザー」「デスクトップ表示」「PC版サイト表示」などでアクセスした場合は、PCと判定される可能性があります。 |
最新クライアント、特別なクライアント等の理由によりUser Agentを自動判定出来ない場合、「クライアント情報」より登録することで、アクセス時に自動判定が行えるようになります。
その他のセキュリティー設定画面:「クライアント情報」タブ
利用可能サービスにアクセスする
方法は2通りございます。
- ユーザーハブからアクセスする(ユーザーハブを利用する/ユーザーハブのURLを確認する)
- 利用可能サービスのURLからアクセスする
お客様の運用方法に応じて、以下のように使い分けてご利用いただけます。
- 利用可能サービスが多い場合 → 1.ユーザーハブからアクセスする
- 利用可能サービスが少ない場合 → 2.利用可能サービスのURLからアクセスする
利用可能サービスのURLにアクセスしてサインオンする際は、サービスのロゴが表示されたサインオン画面が表示されます。
※画像はG Suiteの例です。お客様がアクセスしている利用可能サービスによってロゴの表示は異なります。
ブラウザにブックマーク登録してほしいサービスのURLを、ユーザーに通知いただくことをお勧め致します。
参考:ユーザーにサインオン情報を通知する
レルムが複数ある環境でのサインオン
サインオン画面にレルムを表示するかどうか設定可能ですが、表示しない設定で利用する場合、動作、考慮事項が異なります。
レルムを表示する場合
複数のレルムはプルダウンで表示されます。レルムのプルダウン選択はブラウザにキャッシュされますので、前回サインオン時のレルムが選択された状態で、サインオン画面が開きます。
ユーザー名に「@レルム」も含めて手入力すると、手入力したレルムがプルダウン選択された状態で画面が進みます。
例)
ユーザー名入力 | @ | レルムのプルダウン |
---|---|---|
user@realm-2.com | @ | realm-1.com |
↓ 次へ をクリックすると ↓ | ||
user | @ | realm-2.com |
レルムを表示しない場合
ユーザー名に「@レルム」を含めて入力するかどうかは任意です。
ただし、レルム間で重複したユーザー名が存在する状態で、ユーザー名に「@レルム」を含めずに「次へ」進むと、対象のユーザーを正常に判別できません。そのため、以下いずれかでの運用をご検討ください。
- サインオン時、ユーザー名に「@レルム」を含めて入力する
- レルム間でもユニークなユーザー名でユーザー作成する
- サインオン画面にレルムを表示する
ブラウザーのパスワード保存機能を使ってのサインオン
ブラウザーの保存機能にてID / パスワードを保存してご利用頂く方法に関しましては、ブラウザー側の挙動となる為、現状、弊社では動作確認等は行っておらず、サポート対象外としております。
サインオン状態を保持させたい場合は、「サインオン状態を保持する」機能をご利用ください。