【2022.03.04】2022年3月のCloudGate UNO アップデート情報
アップデート実施日
2022年3月19日(土)20:00〜24:00(echizen環境)
重要なお知らせ
secured by Cybertrust 証明書管理の仕様変更
パフォーマンス改善を目的として、証明書の発行・失効に関する CloudGate UNO 内部処理の仕組みを変更します。CloudGate UNO管理者サイトの大きな変更点は以下の通りです。
- 「証明書情報を同期」ボタンで証明書のダウンロード状況を確認出来ます。
発行処理した証明書が特定のステータスのときにボタンを実行すると Cybertrust に通信を行い、発行した証明書がダウンロードされたことを検出した場合に証明書ステータスを「取得済み」に変更します。
※ 端末にインストールされたことを検出する機能ではありませんが、端末所有者が何らか操作を実行したことが確認出来ます。 - 証明書の失効処理が完了後、証明書一覧から証明書情報を自動削除します。
失効処理が完了した「失効済み」ステータスの証明書情報は、証明書一覧から管理者が手動で削除する必要がありましたが、証明書の失効にあわせて証明書情報は自動で削除されるようになります。 - 証明書の有効期限が確認出来るようになります。
(左メニュー)Cybertrust の証明書一覧画面に「有効期限」、(左メニュー)ダウンロード >証明書タブ からダウンロードできる証明書一覧のCSVに「expirationDate」列が追加され、各証明書の有効期限を確認できるようになります。
・(左メニュー)Cybertrust の証明書一覧画面に「失効済み」ステータスで残っている証明書情報
・(左メニュー)操作ログ >証明書履歴タブ に表示されているアップデート前に処理された履歴
発行・失効申請が進んでいない証明書情報の削除
CloudGate UNO もしくは Cybertrust でのメンテナンス中に処理申請をしたこと等が起因して、証明書のステータスが「◯◯中」「◯◯エラー」(例:発行申請中、発行申請情報取得エラー、等)のまま止まっている証明書情報を、アップデート前までに弊社にて証明書一覧から削除します。
発行申請の場合には証明書は発行されておらず、失効申請の場合には利用されなくなった証明書が対象となりますが、これら申請はCloudGate UNO管理者サイトでなにも操作出来ない状態で、且つ ステータス によってはライセンスを消費中であるため、弊社にて対応しますことご了承下さい。
発行申請については適宜あらためて発行申請をお願いします。
新機能のご紹介
CloudGate UNO管理者サイトにヘルプウィンドウを追加
CloudGate UNO管理者サイトの画面右下に、ヘルプセンターの記事が検索できるヘルプウィンドウを追加します。操作方法やエラーメッセージの検索などお困りの際はぜひご活用ください。
仕様変更・機能改善
ユーザー編集画面にグループタブを追加
(左メニュー)ユーザー >任意のユーザーID をクリックした際に表示されるユーザー編集画面にグループタブを追加します。ユーザーが所属するグループの確認、ユーザー編集画面からグループを検索して追加できるようになります。
FIDO2「信頼する認証器」情報を更新
(左メニュー)認証要素情報 >FIDO2 タブ >信頼する認証器
FIDO アライアンスが公開しているメタデータサービス(MDS)を利用して表示しておりますが、サポートされるバージョンが変更になるとのアナウンスがありましたため対応致します。これにより、現在リストに表示されている一部認証器が削除、もしくは名称変更になる可能性があります。
Legacy MDS2 Information<外部サイト(英語)>
「信頼する認証器のみ許可」を「はい」でご利用いただいているお客様:現在指定している認証器がリストから削除された場合、該当の認証器を新規登録出来なくなります。その際は一時的に「信頼する認証器のみ許可」を「いいえ」に変更の上登録を進めて、適宜「はい」に戻すようお願いします。既に登録済みの認証器には影響ありません。
その他の変更
- ユーザー新規作成後に遷移する画面を、ユーザー一覧画面から、作成したユーザーの編集画面に変更します。
- (左メニュー)ユーザー、グループ の検索パネルを検索対象の組織と利用サービス等に分割し、画面上部に位置を変更します。
- CSV一括処理・AD連携による同期をトリガーにしたSCIMプロビジョニングに対応します。