FortiGate SSO連携設定

利用に際しての留意事項

シングルログアウトに対応していないため、FortiGateからログアウトされる際は必要に応じてCloudGate UNOからのログアウトも必要となります。
FortiOS 6.xでは SSO有効化を SSHコマンドで行う必要があります。コマンドの詳細はベンダーにご確認ください。
FortiOS 7.xでは SSO有効化を管理画面で行います。弊社で動作確認した際の手順を資料にてご案内しますので CloudGateサポートまでお問合せください。

SSO連携設定の手順

手順の流れは以下の通りです。各手順に従って設定してください。

CloudGate UNO のSSO設定
FortiGate のSSO設定
CloudGate UNO と FortiGate アカウントIDの関連付け
SAML認証の有効化

FortiGate のSSO設定

FortiGate のSSO設定には CloudGate UNO の情報が必要になります。

CloudGate UNO 管理者サイトのシングルサインオン設定画面（左メニュー > 設定 > サービスプロバイダー > 各サービスパネルの「編集」 > シングルサインオン設定タブ）の「SAML 2.0のIdP情報」項目より以下情報を取得して、 FortiGate に設定します。

CloudGate UNO 項目名	FortiGate の設定箇所
プロバイダー名	sshでIdP情報の[idp-entity-id]にセットします。
ログインURL	sshでIdP情報の[idp-single-sign-on-url]にセットします。
ログアウトURL	sshでIdP情報の[idp-single-logout-url]にセットします。
パスワード変更画面URL	ー
証明書	FortiGateの管理画面→「System」→「Certificates」→「Import」→[Remote Certificate]をクリックし、ダウンロードした証明書をアップロードします。
SAML 2.0 メタデータURL	ー
SAML 2.0メタデータ	ー

CloudGate UNO のSSO設定

Note: （＊）項目の設定値を入力します。他の項目は通常変更しないでください。誤って変更してしまった場合は以下の一覧を参考に設定値を戻してから保存します。

CloudGate UNO 項目名

設定値

IdP-initiated SSO

OFF

SP-initiated SSO

ON

Sign-on URL / SAML endpoint URL / SSO URL（＊）

FortiGateログイン画面内のシングルサインオン開始ボタンをクリックした際のURLまたはFortiGate側SAML設定にて設定したsingle-sign-on-url(例：https://xx.xx.xx.xx/remote/saml/start?realm=) を取得し、その値を入力します。

Issuer / Provider name / Entity ID（＊）

FortiGateのSAML設定にて設定したentity-id を取得し、その値を入力します。

Assertion consumer service URL（＊）

FortiGateのSAML設定にて設定したsingle-sign-on-url を取得し、その値を入力します。

RelayState

Name IDの形式

urn:oasis:names:tc:SAML:1.1:nameid-format:unspecified

リクエストの署名要求

OFF

レスポンスへの署名

ON

アサーションへの署名

ON

ダイジェストアルゴリズムタイプ

http://www.w3.org/2001/04/xmlenc#sha256

署名検証アルゴリズム情報タイプ

http://www.w3.org/2001/04/xmldsig-more#rsa-sha256

正規化アルゴリズムタイプ

http://www.w3.org/2001/10/xml-exc-c14n#WithComments

署名検証鍵情報タイプ

X509証明書

追加属性（＊）

シングルサインオンするには下記の追加属性が必要です。

フィールド名	バリュータイプ	値
username	SINGLE	${ACCOUNT_ID}

シングルサインオフの設定

サインオフメソッド

SAML 2.0

SAMLリクエストバインディング

HTTP POST Binding

リクエストへの署名

ON

レスポンスへの署名

ON

リクエストの署名要求

OFF

レスポンスの署名要求

OFF

ログアウトURL（＊）

FortiGateのシングルアウトURL

CloudGate UNO と FortiGate アカウントIDの関連付け

下記の情報が一致している必要があります。

CloudGate UNO	FortiGate
アカウントID	FortiGateのユーザー名（SAML認証ユーザーのuser-name)

SAML認証の有効化

SSHもしくは管理画面から SSO有効化します。

このセクションの記事