【Q&A】(iOS)「プロファイルをインストールできませんでした」と表示される
事象
Cybertrust 証明書(以下、証明書)をインストールする際、「プロファイルをインストールできませんでした。」と表示される場合があります。OSバージョンによりサブメッセージが異なる場合がございます。
- サーバへの接続を確立できませんでした。
- "https://cybertrust.deviceid.ne.jp/iPhoneOTA/do/auth"のMDMサーバから"403"というステータスコードが返されました。
対応策
ケース1:機器IDが異なる/入力誤りがある
証明書を発行する際に指定した 機器ID と、証明書のインストールを試みている端末の 機器ID が、異なっている可能性があります。弊社にお問合せいただいたケースの殆どがこのケースに該当しますので、以下の観点でご確認ください。
・証明書の発行時に指定した 機器ID に誤りはないか
・インストールを試みている端末は正しいか
機器ID の誤りが確認できましたら、正しい 機器ID で証明書を再発行してインストールしてください。
ケース2:複数のSIM(物理SIMとeSIMにて複数のIMEIがある)を利用している
証明書を発行する際に指定した IMEIの機器ID と、端末の回線設定でモバイルデータ通信用に選択されている IMEI が、異なっている可能性があります。端末の回線設定を発行する際に指定した IMEIとなるように変更し、端末を再起動後、インストールを試してください。
ケース3:SIMカードを挿入していない端末を利用している
機器IDに IMEI を指定して発行した証明書において、端末のSIMカードが未挿入の場合、およびSIMカードを挿入してから一度も再起動を行なっていない場合、端末のIMEIがまだ反映されていないことからエラーとなるケースがあります。
SIMカードが挿入された状態で、端末の再起動を実施後に、証明書のインストールを試してください。
ケース4:iOS端末のパスコードを設定していない
端末にパスコードが設定されていない状態は、証明書のインストールに失敗する可能性があります。端末のパスコードを設定し、届いたメール(※)の手順2に記載されているURLをタップして、証明書の再ダウンロードからインストールを試してください。
※ メール件名
サイバートラスト デバイスID発行のお知らせ [証明書名]
ケース5:可変IPアドレスの設定が有効になっている
証明書のダウンロードおよびインストール操作中に端末のIPアドレスが変更されてしまうと、サーバーとのセッションが維持できずエラーとなる場合があります。端末の設定にて 可変IPアドレス の設定が有効となっていましたら、一時的に無効に設定してからインストールをお試しください。
証明書のインストールが成功した後に、可変IPアドレスを有効にしてください。
ケース6:プライベートリレーが有効になっている
端末のプライベートリレーの設定が有効になっている場合、可変IPアドレスと同じ理由により、インストールに失敗する可能性があります。プライベートリレー<外部サイト>の「iPhone や iPad でプライベートリレーを有効にする」を参考に、プライベートリレーを無効にしてから証明書のインストールをお試しください。
証明書のインストールが成功した後に、プライベートリレーを有効にしてください。
その他の対応策
機器ID を IMEI から UDID に変更して証明書の再発行、インストールを試してください。
関連記事:デバイスID証明書を発行するための「機器ID」確認方法