Cisco Spark SSO連携設定

利用に際しての留意事項

Cisco SparkではIdP メタデータのインポートによるSSO設定を行います。そのため、事前にCloudGate UNOのメタデータを用意する必要があります。
CloudGate UNOのIdPメタデータ生成機能ではCisco Sparkが要求するNameID formatが無いためメタデータを編集する必要があります。
事前準備として、SSO設定の操作を行うCisco Spark管理者ユーザーアカウントと紐付けるCloudGate UNOユーザーアカウントを作成します。こちらのアカウントでSSO設定の操作を行います。

SSO連携設定の手順

手順の流れは以下の通りです。各手順に従って設定してください。

Cisco Spark のSSO設定
CloudGate UNO のSSO設定
CloudGate UNO と Cisco Spark アカウントIDの関連付け
SAML認証の有効化

Cisco Spark のSSO設定

Cisco Spark のSSO設定には CloudGate UNO の情報が必要になります。

CloudGate UNO 管理者サイトのシングルサインオン設定画面（左メニュー > 設定 > サービスプロバイダー > 各サービスパネルの「編集」 > シングルサインオン設定タブ）の「SAML 2.0のIdP情報」項目より以下情報を取得して、 Cisco Spark に設定します。

CloudGate UNO 項目名	Cisco Spark の設定箇所
プロバイダー名	ー
ログインURL	ー
ログアウトURL	ー
パスワード変更画面URL	ー
証明書	ー
SAML 2.0 メタデータURL	ー
SAML 2.0メタデータ	ダウンロードしたメタデータをテキストエディタで開き、「NameIDFormat」を編集します。「urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:nameid-format:persistent」の値を「urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:nameid-format:transient」に変更し、Cisco Sparkにアップロードしします。

CloudGate UNO のSSO設定

Note: （＊）項目の設定値を入力します。他の項目は通常変更しないでください。誤って変更してしまった場合は以下の一覧を参考に設定値を戻してから保存します。

CloudGate UNO 項目名

設定値

IdP-initiated SSO

OFF

SP-initiated SSO

ON

Sign-on URL / SAML endpoint URL / SSO URL（＊）

https://web.ciscospark.com/ を取得し、その値を入力します。

Issuer / Provider name / Entity ID（＊）

ダウンロードしたCisco SparkのIdPメタデータファイル（xml）をテキストエディタで開きます。[entityID] を取得し、その値を入力します。

Assertion consumer service URL（＊）

ダウンロードしたCisco SparkのIdPメタデータファイル（xml）をテキストエディタで開きます。[AssertionConsumerService（HTTP-POST）] を取得し、その値を入力します。

Name IDの形式

urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:nameid-format:transient

リクエストの署名要求

OFF

レスポンスへの署名

ON

アサーションへの署名

ON

ダイジェストアルゴリズムタイプ

http://www.w3.org/2000/09/xmldsig#sha1

署名検証アルゴリズム情報タイプ

http://www.w3.org/2001/04/xmldsig-more#rsa-sha256

正規化アルゴリズムタイプ

http://www.w3.org/2001/10/xml-exc-c14n#WithComments

署名検証鍵情報タイプ

RSAパブリックキー

追加属性（＊）

設定不要

フィールド名	バリュータイプ	値

シングルサインオフの設定

サインオフメソッド

HTTP GET

ログアウトURL（＊）

https://idbroker.webex.com/idb/SPSloRedirect/metaAlias/

CloudGate UNO と Cisco Spark アカウントIDの関連付け

下記の情報が一致している必要があります。

CloudGate UNO	Cisco Spark
アカウントID	ログインID(e-mailアドレス)

SAML認証の有効化

Cisco Spark Control Hubにログインして、編集したCloudGate UNOのメタデータファイルをCisco Sparkにインポートし、SSOを有効化します。

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