ChatWork SSO連携設定
(最終更新:2024年2月)
利用に際しての留意事項
- ChatWorkには、「KDDI ChatWork」と「ChatWork」がありますが、こちらの手順書は「ChatWork」のご案内となります。
- SAMLに対応しているのは「ChatWork」のエンタープライズプランのみとなります。(本手順書作成時点)
- SSOの有効化設定は(KDDI) ChatWorkの管理者権限を保有しているアカウントで行います。該当アカウントでログイン後、画面右上のメニューから「管理者設定」を選択し切り替わった画面にて設定します。
SSO連携設定の手順
ChatWork のSSO設定
ChatWork のSSO設定には CloudGate UNO の情報が必要になります。
CloudGate UNO 管理者サイトのシングルサインオン設定画面(左メニュー > 設定 > サービスプロバイダー > 各サービスパネルの「編集」 > シングルサインオン設定タブ)の「SAML 2.0のIdP情報」項目より以下情報を取得して、 ChatWork に設定します。
CloudGate UNO 項目名 |
ChatWork の設定箇所 |
---|---|
プロバイダー名 |
ー |
ログインURL |
SAML認証によるシングルサインオン設定を行う画面の[Identify ProviderのログインURL]に入力します。 |
ログアウトURL |
SAML認証によるシングルサインオン設定を行う画面の[ログアウト後に遷移するURL]に「指定する」を選択して入力します。 |
パスワード変更画面URL |
ー |
証明書 |
ダウンロードした証明書をテキストエディタで開きコピーして、SAML認証によるシングルサインオン設定を行う画面の[Identify Providerが署名に利用する公開鍵の証明書]にペーストします。-----BEGIN CERTIFICATE-----と -----END CERTIFICATE-----も含めてすべて転記します。 |
SAML 2.0 メタデータURL |
ー |
SAML 2.0メタデータ |
ー |
CloudGate UNO のSSO設定
CloudGate UNO 項目名 |
設定値 |
---|---|
IdP-initiated SSO |
OFF |
SP-initiated SSO |
ON |
Sign-on URL / SAML endpoint URL / SSO URL(*) |
[専用ログインURL] を取得し、その値を入力します。 |
Issuer / Provider name / Entity ID(*) |
[Entity ID](例:https://www.chatwork.com/packages/saml/metadata.php) を取得し、その値を入力します。 |
Assertion consumer service URL(*) |
[Assertion consumer service URL](例:https://www.chatwork.com/packages/saml/acs.php) を取得し、その値を入力します。 |
Name IDの形式 |
urn:oasis:names:tc:SAML:1.1:nameid-format:unspecified |
リクエストの署名要求 |
OFF |
レスポンスへの署名 |
ON |
アサーションへの署名 |
OFF |
ダイジェストアルゴリズムタイプ |
http://www.w3.org/2000/09/xmldsig#sha1 |
署名検証アルゴリズム情報タイプ |
http://www.w3.org/2001/04/xmldsig-more#rsa-sha256 |
正規化アルゴリズムタイプ |
http://www.w3.org/2001/10/xml-exc-c14n#WithComments |
署名検証鍵情報タイプ |
RSAパブリックキー |
追加属性(*) |
設定不要 |
シングルサインオフの設定 | |
サインオフメソッド |
なし |
ログアウトURL(*) |
|
CloudGate UNO と ChatWork アカウントIDの関連付け
下記の情報が一致している必要があります。
CloudGate UNO |
ChatWork |
---|---|
アカウントID |
ChatWorkのアカウントID |
SAML認証の有効化
「SAML認証によるシングルサインオン設定を行う」にチェックを入れ、必要な情報を入力して保存します。