パスキーを利用できる環境
パスキー認証(FIDO2認証)は パスワードの代わりとなる安全で利便性の高い認証手段です。 ただし、利用には対応する OSとブラウザーが必要になります。ここでは、パスキー認証をご利用になるために必要な環境をご案内しています。
パスキーとは
パス ワード は覚えやすい ワード で作られますが、パス キー は キー (鍵)でありシステム側で自動生成される複雑な情報です。 パスキーを使うと安全性の高い認証を利用でき、パスワードのように記憶する必要がないために人的要因によるリスクも回避できます。
パスキー認証を利用できる環境一覧
デバイス | OSバージョン | ブラウザー |
---|---|---|
Windows | Windows 10以上 | Google Chrome Microsoft Edge |
Mac | macOS 12以上 | Google Chrome Safari |
Android | Android 12以上 | Google Chrome |
iPhone | iOS 15以上 | Safari |
iPad | iPadOS 15以上 | Safari |
Chromebook | Chrome OS 109以上 | Google Chrome |
※ 2024年4月現在の状況です。それぞれの対応状況は変更される可能性があります。
※ パスキーのオートフィル(自動入力)機能は、 上記のOSバージョンによらずブラウザーの組み合わせ等により機能しない場合があります。
※ Chromebookは、デバイス内やクラウドアカウントを介するパスキー認証には対応していません。 ただし外付けセキュリティキーと hybrid(QRコード読み込み)での他のデバイスのパスキー認証は利用可能です。
パスキー利用時の注意点
- パスキーは利用者専用のデバイスで作成してください。
- 共用のパソコンやスマートフォンなどを利用している場合、 端末のログインアカウントは必ず利用者専用のものを使用してください。 端末のログインアカウントを共用し、Windows Helloや Touch IDなどの利用は決して行わないでください。
- ユーザーが所持する複数のデバイス間でパスキーを同期する場合は、Microsoftや Apple、Googleなど のプラットフォームベンダーが提供するクラウドアカウントやブラウザーの種類が同じである必要があります。
パスキー利用前に必要な設定
CloudGate UNO でパスキーを登録する前に、利用するデバイス側で必要な設定があります。
Windowsの場合
Windows PC上で Windows Hello(顔、指紋、PINコード)の登録を行なってください。
Androidの場合
画面ロックの設定が必要です。
詳しくは Googleのヘルプセンター をご確認ください。
Macの場合
iCloudキーチェーンの同期設定、同期パスキーを利用するには Apple IDの登録が必要です。
詳しくは Appleのサポートサイト をご確認ください。
iPhoneの場合 iPadの場合
Apple IDの登録、iCloudキーチェーンの同期設定、パスコードの設定が必要です。
詳しくは Appleのサポートサイト( iPhoneユーザーガイド ・ iPadユーザーガイド )をご確認ください。