同期タイマーを設定する
Active Directoryとの同期で利用される定期的なスケジュールを設定します。
CloudGate UNO ではこのスケジュール設定を 「同期タイマー」とよんでいます。
同期タイマーは CloudGate UNO が、Active Directoryから CloudGate UNO へユーザー情報などのデータを一定間隔で自動的に同期します。サーバーのメンテナンス時などに対応できるよう同期の一時停止も設定できます。 一時停止の期間は、 CloudGate UNO は同期処理を行いません。
下記の図は、「差分同期タイマー」をONにし、同期間隔を10分にした場合の例です。夜23:00〜翌日01:00まで一時停止時刻を設定しています。
同期タイマーでの処理は Active Directoryで変更された箇所のみ対象となり、「差分同期」ともよばれます。一方で全データを対象にする同期は「 今すぐ同期 」で行うことができます。「差分同期タイマー」および「今すぐ同期」どちらの場合でも、同期処理の開始はサーバー側の優先度に依存するため処理の混雑具合によっては開始時刻が遅れる場合があります。
同期タイマーを設定する
- 左メニューの をクリックします。
- レルム管理 が表示されますので、該当レルムの 編集 をクリックします。
- レルム設定 の「スケジュール設定」で同期の処理間隔や停止期間を設定できます。
- 差分同期タイマーを On にします。
- 同期の間隔を「差分同期間隔」で 10分・30分・60分から選択できます。デフォルト値は10分ですが、Microsoft 365の Azure Active Directory Connect(AADC)などをご利用の際は 30分または 60分を選択し、同期間隔を長く取ることをお勧めします。※ 本記事の終わりにイメージ図を掲載しておりますので、ご参照ください。
- もし同期処理を停止したい期間がある場合は 停止期間で On をクリックし、停止期間の開始・終了時間を設定します。停止期間は最大3時間までです。
- 画面最下部の 保存 をクリックします。
- 確認画面が表示されますので はい をクリックします。
画面右下に青色でメッセージが表示されます。 設定されたスケジュールで同期処理を開始します。
※ Azure Active Directory Connect(AADC)をご利用の際は、 CloudGate UNO の「差分同期間隔」を長めにとり30分または60分で設定することを推奨しています。AADCの同期間隔はデフォルトで30分です。そのため、 CloudGate UNO よりも処理間隔が長くなり、プロビジョニングエラーが発生する可能性があります。 プロビジョニングエラーが発生した場合は同期は行われませんので、ご注意ください。
