【Q&A】Google Workspace 連携:プライマリドメインを変更したい
会社名変更等をきっかけに Google Workspace のプライマリドメインが変更になる際の、CloudGate UNO での必要な手順をご案内します。
Google Workspace のプライマリ ドメインを変更する<外部サイト>
※ AD連携でご利用のお客様は、別途ご案内しますのでお問合せ下さい。
必要作業の確認
プライマリドメイン変更に伴って、CloudGate UNO に登録されている以下「アカウント ID」を Google Workspace でドメイン変更するかどうかで、必要となる作業をご確認下さい。
- CloudGate UNO ユーザーに連携中の Google Workspace アカウント ID をドメイン変更する
(左メニュー)ユーザー >ユーザーIDをクリック >サービス:Google Workspace「アカウント ID」 - API によるプロビジョニング接続用の Google Workspace アカウント ID をドメイン変更する
(左メニュー)サービスプロバイダー >Google Workspace[編集] >プロビジョニング設定 タブ >接続設定「アカウント ID」 - 1. 2. 共にドメイン変更する
目次 | ケース1. | ケース2. | ケース3. | |
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事前準備 |
作業1:一括更新用のCSVファイルを作成 | ✔ | ✔ | |
作業2:プロビジョニングの動作確認 | ✔ | ✔ | ✔ | |
作業3:プロビジョニングを Off | ✔ | ✔ | ||
変更作業 | 作業4:サービスプロバイダー設定の更新(SSO関連) | ✔ | ✔ | ✔ |
作業5:ユーザーに紐づく Google アカウント ID を更新 | ✔ | ✔ | ||
作業6:サービスプロバイダー設定の更新(プロビジョニング関連) | ✔ | ✔ | ||
作業7:プロビジョニングを On |
✔ | ✔ | ||
作業8:(任意)レルム名を変更 | 任意 |
事前準備
作業1:一括更新用のCSVファイルを作成
CloudGate UNO ユーザーに連携中の Google Workspace アカウント ID を更新する必要がある場合、実際の変更作業の際にスムーズに進められるように、一括更新用のCSVファイルを事前に作成しておくことをお勧めします。作成が必要なCSVファイルは2種類です。
ファイル1 |
(左メニュー)ダウンロード >ユーザー タブ >サービスアカウント一覧 プルダウンより「Google Workspace」を選択してから[ダウンロード]を実行して、ダウンロードされたCSVファイルを開きます。ドメイン変更対象外のユーザーについては行ごと削除してから、operation 列をすべて DELETE と入力して保存します。
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ファイル2 |
ファイル1をコピー(複製)してCSVファイルを開きます。operation 列をすべて CREATE と入力、accountId 列のドメイン部分を新しいドメインに書き換えて保存します。
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変更対象のユーザーが少ない場合は、ユーザー設定画面から手動操作による変更も可能ですので、CSVファイルを準備しておく必要はありません。
作業2:プロビジョニングの動作確認
(左メニュー)サービスプロバイダー >Google Workspace [編集] >プロビジョニング設定 タブ
接続確認[テスト]を実行して、プロビジョニング成功のメッセージが表示されることを確認します。
プロビジョニングがエラーとなった場合には、後の変更作業途中で進めなくなってしまいますので、【Q&A】Google Workspaceとプロビジョニング接続できない を参考の上ご対応いただき、エラーを解消しておくことをお勧めします。
作業3:プロビジョニングを Off
変更作業中の予期せぬ同期を防ぐため、Google Workspace への プロビジョニングを Off にします。
変更作業
Google Workspace で新しいドメインをプライマリドメインに切り替えた後の、CloudGate UNO での変更作業です。
作業4:サービスプロバイダー設定の更新(SSO関連)
(左メニュー)サービスプロバイダー >Google Workspace [編集]の以下箇所を新しいプライマリドメインに更新して[保存]します。
一般設定 タブ >ドメイン設定
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シングルサインオン設定 タブ >シングルサインオンの設定
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作業5:ユーザーに紐づく Google アカウント ID を更新
一括処理 | |
個別操作 |
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作業6:サービスプロバイダー設定の更新(プロビジョニング関連)
(左メニュー)サービスプロバイダー >Google Workspace [編集]の以下箇所を新しいプライマリドメインに更新して[保存]します。
プロビジョニング設定 タブ >接続設定
※ 変更した情報を保存するには、[テスト]を実行して成功する必要があります。 |
作業7:プロビジョニングを On
作業3で Off にした設定を元に戻します。Google Workspace への プロビジョニングを On にします。
作業8:(任意)レルム名を変更
CloudGate UNO のレルムとして Google Workspace ドメイン名が登録されている場合があります。
このレルムは表記のみで、実際の Google Workspace ドメインと同一である必要はありませんが、サインオン画面にレルムを表示している場合には、サインオン時の混乱を防ぐために変更することをご検討下さい。
CloudGate UNO の設定や、ユーザーのサインオンに関わる作業は以上です。ご不明点ございましたらご遠慮なくお問合せ下さい。
尚、Google Workspace での作業については、Googleサポートもしくは販売代理店にお問合せをお願いします。