セキュリティ状態(リスク評価)とは
「セキュリティ状態」とは
「セキュリティ状態」とは、管理者がサインオン環境の安全性を視覚的に把握するための リスク評価機能 です。 CloudGate UNO は、セキュリティプロファイルの設定内容を自動的に分析し、安全性の目安を以下の 3段階で表示します。
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:安全性が非常に高く、推奨される状態です。
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:最低限の安全は確保されていますが、さらに改善できる余地があります。
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:不正アクセスのリスクが高いため、早急に設定を見直す必要がある状態です。
「脆弱」から抜け出すための具体的な改善ヒント
「脆弱」と表示されているプロファイルは、セキュリティの壁が薄く、不正アクセスを受けるリスクが高い状態です。 そのため、早急に設定変更が必要です。この評価になる主な原因は、「アクセス制限」が設定されておらず、かつ 本人確認の方法(認証方式)が実質的に「パスワード入力のみ」になっていることです。以下いずれかの対策を講じることで、 「脆弱」の状態から即座に抜け出すことができます。
対策1:IPアドレスを設定する セキュリティプロファイル設定 のアクセス条件で、 IPアドレスの制限を設定します ( 複数の IPアドレス指定も可能 )。たとえば、社内ネットワークのグローバル IPアドレスからの接続のみ許可する設定などが有効です。
対策2:パスワードレス認証や多要素認証(MFA)を設定する セキュリティプロファイル設定 の認証方式で、「パスワードまたはパスキー認証」以外の認証方式を選択します。その場合、以下のような「パスワード」以外の認証方法を有効にすることが必須となります。
- パスキー を使う :Windows Helloや Touch ID、Face IDなどの端末認証(生体認証や PIN)を活用して利用できます。
- Pocket CloudGate を使う : CloudGate UNO 専用のスマホアプリで、追加費用なしで簡単・安全に生体認証を導入できます(CloudGate Authenticator認証)。
- セキュリティキーを使う :USB端子などに挿して使う物理的なセキュリティキーを利用する方法で、極めて高い安全性を確保できます。 お手持ちのキーを利用いただくか、弊社での新規購入も可能です。(取扱商品: YubiKey 、 YubiKeyサブスクリプション 、 iShield Key )
対策3:デバイス証明書を導入して端末を制限する セキュリティプロファイル設定 のアクセス条件で、端末制限の 証明書(デバイス証明書) を設定します。お持ちのデバイス証明書を利用いただくか、弊社での新規導入(プラン契約・発行)も可能です。(取扱商品: CloudGate証明書 、 Cybertrust証明書 )
さらに安全な「良好」レベルを目指すには
- アクセス制限の強化 :上記の「 デバイス証明書 」などを取り入れ、利用できる端末を厳しく絞り込みます。
- 高度な認証方式の適用 :パスキー認証や生体認証を利用した「パスワードレス認証」や「多要素認証(MFA)」を選択して、積極的にパスワードを使用しない仕組みを作ります。
保存前のお試し評価(シミュレーション)
セキュリティ状態の判定は、変更した設定を「保存」する前であってもセキュリティプロファイル設定画面で更新の都度、即座に評価が再計算されます。 事前に、ルールの追加や認証方式の変更などを行い、実際にどのような設定にすればリスク評価が下がるのかを試すことが可能です。ただし、 試した設定を確定・反映させるには、必ず 保存 をクリックしてください。
よくある質問(FAQ)
Q:セキュリティ状態の評価を非表示にすることはできますか? A:非表示にすることはできません。「脆弱」という赤い表示が出ていると少し不安に思われるかもしれませんが、この機能はお客様の大切な情報を 不正アクセスから守る重要なシグナルです。より安全な運用環境を構築するための目安として、前向きにご活用ください。
Q:セキュリティ状態の評価(脆弱・良好など)を手動で変更することはできますか? A:手動での変更はできません。評価は設定内容に基づいてシステムが自動的に判定するため、評価を上げるには、プロファイル内の設定そのものをより安全な設定へ変更する必要があります。
Q:「管理者」アカウントが使うセキュリティプロファイルを絞り込むことは可能ですか? A:可能です。管理者サイトの セキュリティプロファイル設定 の上部にある「管理者のみ抽出」にチェックを入れて検索してください。管理者権限を持つアカウントが割り当てられているプロファイルだけを特定できます。
Q:評価が「良好」であれば、セキュリティは万全と言えますか? A:設定上は非常に安全な状態ですが、リスクが完全に解消されるわけではありません。「良好」は推奨されるアクセス制限や多要素認証が適切に設定されている状態を示します。 しかし、高い安全性を維持するには、認証ログの定期的な確認や、退職したアカウントおよび不要な証明書の迅速な削除など、継続的な運用のチェックもお勧めします。