LINE WORKS連携:プロビジョニングを初期設定する
CloudGate UNOはLINE WORKS のアカウントに対して作成・更新・削除(停止)といった処理を行うことができます。これらの処理を行うためには、お客様のLINE WORKS環境およびCloudGate UNOでプロビジョニング設定が必要です。
このガイドではCloudGate UNOとLINE WORKSを連携するための設定について説明します。
目次
1. 利用に際しての前提条件、注意事項
プロビジョニング機能を利用するには、LINE WORKSにてSSOが有効化されている必要があります。
またLINE WORKSと連携するレルム配下の組織が、レルムを含め9階層以内であることをご確認ください。(LINE WORKSの仕様上、連携できる組織階層は9階層までとなります。)
LINE WORKSのアカウントにExternal Keyが設定されている必要があります。
2. API接続に必要な情報の取得
LINE WORKS Developer Console(https://developers.worksmobile.com/ )にログインし、「API」メニューから以下の情報を取得します。
- Domain ID
- Client ID
- Client secret
- Service account
- 認証キー
- 「アプリの新規追加」をクリックします。
- アプリ名を設定して、「同意して利用する」をクリックします。なお、アプリ名は任意に設定して問題ありません。
- アプリ情報画面にてアプリ情報画面にてOAuth Scopesの「管理」ボタンをクリックし、表示される画面から”orgunit”と”user”を選択し、保存します。
追加後、下記のように表示されます。 - 保存したアプリを再度開き、Client ID と Client Secret をコピーし、テキストエディタ等に控えます。
- Service Accountを発行し、その値をコピーし、テキストエディタ等に控えます。
- Service Accountを発行しますとPrivate Keyが発行可能となりますので、「発行/再発行」をクリックしPrivate Keyをダウンロードします。
- 左メニュー下に表示されたDomain IDをテキストエディタ等に控えます。
以上でCloudGate UNOの接続設定に必要な情報(Domain ID、Client ID、Client Secret、Service Account、Private Key)の取得が完了します。
3. CloudGate UNO管理者サイトでの設定
CloudGate UNO管理者サイトでAPI接続に必要な情報を設定します。
(左メニュー)サービスプロバイダー >LINE WORKS >「プロビジョニング設定」タブ
- 接続設定欄に表示されている各項目に「2. API接続に必要な情報の設定」で取得した値を入力します。
接続設定 項目 入力する情報 Domain ID 手順7.のLINE WORKSDeveloper Consoleトップ画面に表示されている値 Client ID 手順4.のアプリ情報画面に表示されているClient IDの値 Client Secret 手順4.のアプリ情報画面に表示されているClient Secretの値 Service Account 手順5.のアプリ情報画面に表示されているService Account発行時に表示される値 認証キー 手順6.のダウンロードしたPrivate Keyををアップロードします - 接続確認の「テスト」をクリックし、画面内に「LINE WORKSのプロビジョニングテストが成功しました。」と表示されることを確認します。
- 画面右下の「保存」をクリックします。
以上で事前設定は完了ですので、お客様任意のタイミングで プロビジョニングをOn に切り替えていただきますと、CloudGate UNOからLINE WORKSへのプロビジョニングをご利用いただけるようになります。