サービスアカウント情報一覧(CSV形式)
サービスプロバイダーとの連携に使用するアカウントを追加・変更・削除するためのCSVファイルについて解説します。
ダウンロードされるCSVファイルも同様の形式で保存されます。
CSVファイルの注意点
ファイルは、文字コードを「UTF-8」形式、「BOMなし」に設定し作成してください。
ファイルの1行目に項目を記載し、2行目以降に各項目のデータを1レコードずつ記載します。レコードとは、1アカウント分の保持情報や1部署分の組織情報などを指します。1レコードは1行ごとに分けて記載し、複数のレコードを記載する場合は1アカウント分ずつ複数行に分けて記載してください。
項目やデータはカンマ区切りで作成してください。カンマ以外の区切り文字はサポートしていません。
データの操作(作成・更新・削除)により必須項目は異なります。必須項目はもれなく含めてください。
項目は大文字・小文字を区別しません。
サービスアカウント情報のCSVファイル作成例
- ヘッダー行に項目名、2行目以降に各項目のデータを記載したCSVファイルの作成例です。G Suiteの場合を例にしています。
operation | serviceDisplayName | userId | accountId | mailProxyActive |
---|---|---|---|---|
CREATE | G Suite | test@example.com | test@example.com | TRUE |
テキストエディタでは以下のように確認できます。
operation,serviceDisplayName,userId,accountId,mailProxyActive CREATE,G Suite,test@example.com,test@example.com,TRUE |
サービスアカウント情報の項目一覧
- サービスアカウントが登録されている場合のみ対象となりますので、連携するすべてのサービスプロバイダーは記載されません。
CSV項目 | 画面表示項目 | 入力値 | 必須 | ||
---|---|---|---|---|---|
作成 | 更新 | 削除 | |||
operation | - | ユーザーアカウントをサービスプロバイダーと 連携させる場合は"CREATE" すでに連携しており、変更する場合は"UPDATE" 連携を停止する場合は"DELETE"と記載します。
Note: 大文字・小文字は区別されません。
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● | ● | ● |
serviceDisplayName | 表示名 | 対象のサービスプロバイダー表示名を記載します。
Note: 左メニューの
から編集画面にて確認できます。
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● | ● | ● |
userId | ユーザーID | ユーザーIDを記載します。
CAUTION:
変更はできません。
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● | ● | ● |
accountId | アカウントID | 対象のサービスプロバイダー側アカウントIDを記載します。 更新・削除の場合は、設定されているアカウントIDを記載します。
CAUTION:
変更はできません。
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● | ● | ● |
G Suite 連携の場合 | |||||
mailProxyActive | POP/IMAPアクセス有効フラグ | メールクライアントアプリを使ったメールの送受信を許可するかどうかを記載します。 許可する場合は"TRUE" 許可しない場合は"FALSE"と記載します。
Note: 大文字・小文字は区別されません。
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Microsoft 365 連携の場合 | |||||
licenseProfile | ライセンスプロファイル | Microsoft 365 のライセンスプロファイル名称を記載します。 |
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immutableId | イミュータブルID | 作成の場合は空欄にします。 更新・削除の場合は設定されているイミュータブルIDを記載します。
CAUTION:
変更はできません。
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その他サービス(Form-based 認証)の場合 | |||||
servicePassword | サービス側のパスワード | accountIdで指定したアカウントのForm-based 認証用パスワードを記載します。
Note: ダウンロードの場合は空欄となります。
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