CloudGate UNO のサインオン基本仕様
1ブラウザで認証可能なユーザー数
CloudGate UNOの認証は、1ブラウザにつき1アカウントでの認証(サインオン)です。
1つのユーザーIDで認証している状態で、同じブラウザーを使用して他のユーザーIDでは認証出来ません。
同じデバイスを使用して複数のユーザーIDで認証するには、以下いずれかの方法をご検討ください。
- 認証済みのユーザーIDでサインオフしてから、別のユーザーIDでサインオンし直す
- 認証済みブラウザとは別のブラウザを利用する(例:ユーザーAはChrome、ユーザーBはFirefox、等)
- (Chromeをご利用の場合)ユーザーまたはプロフィールを追加する<外部サイト>
CloudGate UNO サインオン画面の有効期限
CloudGate UNO のサインオン画面が表示された際、URL 末尾には以下のようにコンテキストIDが自動で割り振られます。
例)https://echizen.cloudgate.jp/user-hub/<お客様ID>/login.xhtml?contextId=aa4a984e-77c5-xxxx-yyyy-zzzzzzzzzzzz
こちらのコンテキストIDの有効期限は 5分 です。そのため、サインオン画面を開いたままサインオンせず5分以上放置したり、コンテキストIDを含んだ状態で登録したブックマーク・ショートカットからアクセスすると、「サービスに接続するためのサインオンは、一定時間内に行う必要があります。」とエラーが表示されます。
ブックマーク登録時の注意点
【OK例】
【NG例】
User Agent(ユーザーエージェント)の自動判定
CloudGate UNO では様々な機能において、端末タイプを PC / スマートデバイスに区別して表記しています。
端末タイプは、アクセスしたブラウザのUA-CH(ユーザーエージェント クライアントヒント)もしくはUser Agent(ユーザーエージェント)によりCloudGate UNOが自動判定します。
- PC:
一般的なPCのブラウザーを指します。 - スマートデバイス:
iOS、iPadOS、Android OSデバイスのブラウザーを指します。ただし、スマートデバイスでも「フルブラウザー」「デスクトップ表示」「PC版サイト表示」などでアクセスした場合は、PCと判定される可能性があります。
最新クライアント、特別なクライアント等の理由によりUser Agentを自動判定出来ない場合、「クライアント情報」より登録することで、アクセス時に自動判定が行えるようになります。
その他のセキュリティー設定画面:「クライアント情報」タブ
レルムが複数ある環境でのサインオン
サインオン画面にレルムを表示するかどうか設定可能ですが、レルムを表示する場合/表示しない場合、動作・考慮事項が異なります。
レルムを表示する場合
複数のレルムはプルダウンで表示されます。レルムのプルダウン選択はブラウザにキャッシュされますので、前回サインオン時のレルムが選択された状態で、サインオン画面が開きます。
ユーザー名に「@レルム」も含めて手入力すると、手入力したレルムがプルダウン選択された状態で画面が進みます。
例)
ユーザー名入力 | @ | レルムのプルダウン |
---|---|---|
user@realm-2.com | @ | realm-1.com |
↓ 次へ をクリックすると ↓ | ||
user | @ | realm-2.com |
レルムを表示しない場合
ユーザー名に「@レルム」を含めて入力するかどうかは任意です。
ただし、レルム間で重複したユーザー名が存在する状態で、ユーザー名に「@レルム」を含めずに「次へ」進むと、対象のユーザーを正常に判別できません。そのため、以下いずれかでの運用をご検討ください。
- サインオン時、ユーザー名に「@レルム」を含めて入力する
- レルム間でもユニークなユーザー名でユーザー作成する
- サインオン画面にレルムを表示する