【Q&A】Google Workspace:初回SSO認証後、SSO認証せずにGoogleにサインオン出来る
ブラウザとGoogle側のセッションが維持される状態の場合、 明示的にサインオフ・端末からアカウントを削除しないとSSO認証せずにGoogle Workspaceにサインオンできるようです。
対象条件
iOS端末
- iOS向けGoogle社製アプリを利用している場合
→初回サインオン時にSSOへリダイレクトされますが、一度サインオンすると端末にアカウントが登録されます。アカウントを削除するまでサインオン状態が維持されます。
Google Chromeブラウザ(PC)
- Google Chromeの設定 >起動時 >「前回開いていたページを開く」に設定している場合
→明示的にサインオフしない限り、次回ブラウザ起動時にサインオンを要求されません。 - 「Chromeにログイン」を利用した場合
→明示的にChromeからサインオフしない限り、次回ブラウザ起動時にサインオンを要求されません。
[参考:Googleヘルプページ]:https://support.google.com/chrome/answer/2390059?hl=ja
2018/10/17追記:
Chromeバージョン69以上をご利用の場合、GmailなどGoogleサービスにサインオンした時点でChromeにもサインオンされる動作を確認しております。
Google社に問合せましたところ、Chromeバージョン69より、Googleのウェブサイトにサインオンすると、同じアカウントでChromeにもサインオンされる挙動が実装されたとのことでございます。
※参考 Product updates based on your feedback
https://www.blog.google/products/chrome/product-updates-based-your-feedback/
なお、本機能を無効化する設定手順は以下の通りです。
1. Chrome ブラウザを起動する
2. アドレス欄に [ chrome://flags/#account-consistency ] を入力し、エンターキーを押す
3. [ Identity consistency between browser and cookie jar ] の右側の矢印をクリックし、
[ Disable ] もしくは [ 無効化 ] を選択する
4. 画面右下の [ RELAUNCH NOW ] もしくは [ 再起動 ] をクリックする
詳細につきましてご不明点ございましたら、恐れ入りますがGoogle社にお問合せいただきますようお願い致します。
Firefoxブラウザ(PC)
- オプション >一般 >起動 >Firefoxを起動するとき:〔前回終了時のウィンドウとタブを表示する〕に設定している場合
→明示的にサインオフしない限り、次回ブラウザ起動時にサインオンを要求されません。
Googleへのアクセス時は、毎回SSO経由でサインオンする為に、明示的にサインオフする運用を推奨しております。